月刊「ワッグル」10月21日発売号掲載
不安 その3 「左足下がりのラフはどう打つの?」
ラフからのショットで必ず気をつけることは、グリップをしっかり握ることです。
ラフは、芝がクラブにからみついてしまうので、抵抗が大きくなり、フェースの向きやヘッドの抜けが悪くなってしまいます。
芝に負けない方法は、左手グリップの中指、薬指、小指の3本を普段より強く握るのがおススメです。それから、距離を出すことよりラフから脱出することが最優先なので、短いアイアンを使ってコンパクトに振り抜きましょう。
次に、左足下がりですが、これはまず斜面に対して垂直に構えます。
こうすると、自然に体重が左足にかかります。ボールは右足寄りに置いて、下半身を固定するつもりで体重移動をせずにコンパクトに振り抜きましょう。
体重移動をすると、斜面に対して垂直じゃなくなるので、バランスが大きく崩れてしまいます。
グリーンまで届かなくても、グリーン手前や花道までいけばいい、という考えでいけば、大ケガせずにすみますよ。
チェックポイント!
●しっかり握るのは左手3本の指
左手の中指・薬指・小指に力を入れて握るのが「しっかりグリップ」を作るコツ。
ラフでは、普段より強く意識して握りましょう。
●短いアイアンで確実にヒットする
傾斜にラフとダブルで難しい状況は、ボールをミートすることが一番大事!
距離が出なくても迷わず短い番手を選択しましょう。