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「目指せ!コースデビューへの道 実線ラウンド編」不安 其の4

月刊「ワッグル」3月1日発売号掲載

「目指せ!コースデビューへの道 実線ラウンド編」不安 其の4 「目指せ!コースデビューへの道 実線ラウンド編」不安 其の4

不安 その4 「ツマ先下がりのラフはどう打つの?」

ツマ先下がりからうまくグリーンに乗せるには、3つの注意点があります。
ひとつは方向性。ボールが捕まりにくく、下がっている右側に飛びやすいライなので、ボールを右足寄りに置いて目標よりも左を狙って打ちましょう。
ふたつめは、ボールが足元よりも低い位置にあるので、ボールに近づく構えをとることです。
ヒザを深く曲げて、グリップはしっかり握れる範囲でなるべく長く持ち、ハンドアップにして斜面に合わせてソールしてください。
3つめは、下半身を動かさずにコンパクトなスイングをしてください。
ツマ先に大きく体重がかかっていますから、動きすぎるとバランスが崩れてミスが出てしまいます。

それから、ラフでは必ずいつもより力を入れて握る「しっかりグリップ」を作って、芝の抵抗に負けないようにしてください。

それから最後にもうひとつ、打つ前の素振りは絶対すること。
芝の抵抗がどのくらいかかるか、バランスをキープしたスイングができるかを事前にチェックしておくことが、ナイスオンには欠かせないことなんです。

●チェックポイント
ラフの状況によってクラブを使い分ける
ボールがちゃんと見える短いラフなら、長いアイアンを使ってOK。
ボールが半分以上、芝に隠れてしまったら当てにくくなるので、ミート率がいい短いアイアンを使って、脱出に必要な距離をしっかり出していこう。

「ツマ先上がり」のラフはどう打つの?
ツマ先上がりではトウが上がるので、フェースが左を向きます。
このままだと左に飛ぶので狙いは目標より右にとります。
また、ボールとの距離はツマ先下がりとは反対に近づくので、クラブは短く持ってください。
あとは、カカト体重のままだと体が起きやすいので、前傾した上体の角度を変えないように注意しましょう。

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