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ゴルフルールを犯した方が得をする?

6_18_kojima.jpg皆さん、こんにちは。

ゴルフの窓口ゴルフスクール・ゴルフレッスン 新宿伊勢丹ゴルフグッズ工房担当の小島です。

また大阪地方で大きな地震がありました。被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。

「全米オープン」3日目の事でした。
フィル・ミケルソン 選手が、13番ホールで下りのパットを打ったあと、カップを逸れたボールを追い越し、まだ動いているボールをカップに向けて打ち返したそうです。
この行為はゴルフ規則14-5より2打罰を受ける行為。
しかし、ミケルソン 選手は「2打罰と理解した上でやった。喜んで受け入れる」と故意の行動であることを認め、悪びれる様子もなかったそうです。
彼がホールアウトすると、報道陣がアテストエリア付近の取材スペースに殺到。30分後に姿を現したミケルソン 選手は経緯を述べました。「厳しいコースセッティングで、仮に違反をしなかったらボールは傾斜を転がりグリーンを出ており、ペナルティの方が良いと判断した」と釈明。
USGA(全米ゴルフ協会)は全組終了後に会見を開き、マイク・デービスCEOが「ルールに従いペナルティを科しました。意図に関係なく動いているボールを打ったので2打罰」と説明。
報道陣からはゴルフ規則33-7に基づく失格の判断も問われましたが「議論に出たが、その規則は非常事態でしか使われない。今回は適用されない」と明言しました。
各メディアはミケルソン 選手とUSGAを激しく非難し、米スポーツ専門局のESPNは「棄権して謝るべきだ」との見出しで報道したそうです。
メディアの批判的な記事を目にしたミケルソン 選手は「最終日は棄権をするべきか」とUSGAに問い合わせたようですが、USGAは「2打罰を受けたのだから明日もプレーできる」と返答したと言います。
この日は午後からグリーンの硬さと風速が増し、3日目終了時点で通算アンダーパーがいなくなる厳しいコースコンディションでしたが、動くボールを故意に打つのは前代未聞の事で、スポーツマンシップに背く行為と受け止められても仕方がないでしょう…メジャー5勝と輝かしい実績があり、ファンサービスも超一流で、誰からも愛されるスター選手が起こした行動に、波紋が広がっています。

「全米オープン」を制したのは、昨年の覇者 ブルックス・ケプカ 選手です。
全米オープンの連覇は、29年ぶりの快挙です。
今年4月のブログで話したのですが、ケプカ 選手は昨年より左手首の怪我で試合を長期離脱しており、今年のマスターズにも出場出来ませんでした。
そのケプカ 選手が、復帰した年のメジャータイトルを取るなんて、本当に凄い事だと思います。
ケプカ 選手、見事な復帰優勝おめでとうございます!

 

 

6_18_kojima_2.jpg【今週の写真】

ジュ…ジュースなんて太るもの飲んでませんよ!
左手に持ってるように見えるのは、ウェアの柄です(笑)
 

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