皆さん、こんにちは!
ゴルフの窓口ゴルフスクール・ゴルフレッスン 京都タカシマヤスタジオ担当の玉木です。
最高の秋晴れのなか、東京近郊の横浜カントリークラブで行われた男子のナショナルオープンでは、選手会長として初めて臨む石川遼選手の他、話題選手も多い状況ながら、ギャラリーの総数は、昨年の大会を上回りはしたものの、松山英樹選手が出場し優勝した一昨年の大会の半数に満たない数となりました。今年は、タイガー・ウッズ選手の復活で驚異の盛り上がりを見せた米男子ツアーのメジャーとは比較になりませんが、今年は、松山英樹選手、小平智選手の出場がなかったことに対する影響は歪めませんが、この状況打開には、男子ツアーに新しいスターの誕生を期待してやみません。
ワングリーンに改造された横浜カントリークラブ西コースは、メジャーチャンピオンのアダム・スコット選手も苦しむほどの難コースとなり、メジャーに相応しいセッティングのなか行われました。
そのなか抜け出したのは、フェアウェイキープ率No.1の若手、稲森佑貴選手でした。3日目で3打差をつけ、最終日には、一度もフェアウェイを外すことなく安定した攻めのゴルフを展開し、見事初優勝、そして、メジャー初勝利を飾りました。
今回の稲森選手のプレーには、攻めのゴルフをしても力みは一切感じられませんでした。24歳ではありますが、プロになって7年という経験と、安定した緩みのないフィニッシュは、アマチュアの方々には大変参考になるとの思いですが、その安定したスイングが今回の勝利を導いたとの思いです。
パワーゴルフの時代と言われていますが、メジャーのコースセッティングでの勝負は、やはり、ショットメーカーの勝利もありうることがゴルフの奥深さですね。
国内女子ツアーでは、「富士通レディース」が千葉県の東急セブンハンドレッドクラブで開催され、成田美寿々選手が、アン・ソンジュ選手を逆転し、今期3勝目を飾りました。
若手の活躍、毎試合のように混戦で優勝争いが繰り広げられる女子ツアーは、これから秋のトーナメントを迎えるなか、ますます盛り上がりを見せそうです。
【今週の写真】
日本オープンチャンピオンの稲森佑貴選手が、驚異のフェアウェイキープ率を上げた使用ギアは、今年9月に発売されたニュー・スリクソンのドライバーでした。
女子ツアーで先月に初優勝した香妻琴乃選手も同モデルを使用していました。
飛んで曲がらない今回のモデルは、秋のビックツアーでも活躍が大いに期待されます。