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2004年3月2日号掲載「フェアウェイバンカー完全攻略法」

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「フェアウェイバンカー完全攻略法」

アドレスの3大鉄則を守れば、ボールをクリーンに打つことが出来る!!

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鉄則1 クラブを短く持つ

鉄則2 スタンスを1足分狭める

鉄則3 足場をしっかり固定する

 

基本編1

フェアウェイバンカーが難しいのは、ボールが砂の上に直接あるため、少しでも手前からヘッドが入ってしまうとダフリになってしまうからです。
飛距離を稼ぎたいからこそ、ボールをクリーンにヒットするのが条件ですが、実は正しいアドレスが取れていれば簡単に出来ることなのです。
まず、砂は滑りやすいので、下半身を安定させるために足場をしっかり固め、特に左足はキーポイントとなるので動かないように注意しましょう。
そして、足元が砂の中に埋まってボールよりも下がるので、クラブも短く持ちます。これは必ず徹底してください。最後に、スタンスを狭くして左足体重で構えます。
手順としては、スタンスセンターからボール一個分左にセットしてスタンス幅を取り、左足を動かさずに右足を靴1足分左に寄せていきます。
これで、スイング軸は左に寄って最下点も左側に移ります。つまり、ヘッドが最下点に到達する前にボールをヒットすることが出来るアドレスなのです。
 

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基本編2

アドレスが決まったら脱出は目前です!スイング中の体の上下動を抑えるために、左足体重のままベタ足で振ります。
通常のように大きく振るとバランスが崩れてしまい、ミートするのが難しくなりますので、スリークオーター(4分の3)の大きさがフルスイングと考えます。
一番やってはいけないのは体重移動です。
打ち込もうとか上げようとすると、右足に体重が移りやすくなってしまいます。
左ひざの上に体重を感じながら動かさないように気を付けましょう。
この打ち方はアゴがほとんどない状況での基本です。飛距離の目安は芝の上よりも1番手飛ばないと思っていてください。

 

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応用編1

フェアウェイバンカーでは的確な状況判断が必要です。
ピンまでの距離だけではなく、ボールからアゴまでの距離、アゴの高さも考え合わせて、打つクラブを決めます。
一概には言えませんが、同じ番手で芝の上からよりも高く上がることはありません。
普段からの自分の高さを把握しておき、アゴを前にしたときに超えるか超えないか判断しましょう。
少しでも不安を感じたら、脱出を優先に考え、9番アイアンでのエクスプロージョンをおすすめします。
サンドウェッジでも構いませんが、一般的なフェアウェイバンカーのアゴなら9番アイアンで越える高さだと思います。バンスが少ない分、砂を薄く取ることが出来るので、多少飛距離を稼ぐことが出来ます。
アドレスはフェースを目標に向け、肩のラインとスタンスをオープン(目標より左)にします。
そして、スタンスのラインに沿って、クラブを上げて下ろします。このとき、アゴの高さよりも高い位置に目線を上げることで、重心が自動的に右に傾き、体のラインも自然とオープンになります。ライが悪ければ、ハーフショットがフルスイングというのを覚えておきましょう。

 

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応用編2

フェアウェイバンカー内でも難しい傾斜がつま先上がりとつま先下がりのケースです。
下半身を安定させることが、より重要になります。
傾斜に沿って体重をかけて立つと、スイング中の安定感がなくなり、体が突っ込んでしまったり、伸び上がってしまいます。安定感を出すためには、傾斜に逆らって、つま先下がりではカカトに、つま先上がりではつま先に多く体重をかけて立つようにします。
また、バンカー内ではソールできないので、平地のように水平にソールを構えがちですが、そうすると、つま先上がりではトウ側、つま先下がりではヒール側に当たってしまいます。クラブを振り抜きやすくするためにも、ソールを傾斜と平行にセットします。
このとき、つま先下がりではハンドアップ、つま先上がりではハンドダウンと手の位置を変えて対応すればよいのです。
つま先下がりは右に行きやすいので目標の左、つま先上がりは左に行きやすいので目標の右を向いて、ハーフスイングで振りましょう。

 

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応用編3

ボールがバンカー内にあり、スタンスがバンカーの外という状況では、極端なつま先下がりとなります。
ボールが足元より下にあるので、通常のショットの前傾姿勢を保ったまま、スタンスを広く取りヒザを曲げ、腰を落とすのがポイントです。
当然、ボールの位置も最下点のスタンスセンターにセットします。上体を目いっぱい前傾させる人がいますが、それではスイング中バランスが崩れてしまいます。
また、ボールの位置が低いのでクラブは短く持ちません。
状況が悪くてもクラブは長めに持つ方がボールに当たりやすいということを覚えておきましょう。

 

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