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連載1 「ロングパットの距離感を養う方法」

連載1 「ロングパットの距離感を養う方法」

Q:ロングパットの距離感が合わなくてスリーパットしてしまいます。スタート前の練習ではうまく打ててもコースに出るとなかなか寄りません。ロングパットの距離感のつかみ方を教えてください。

A:パッティングの練習には「ブロックド練習」と「ランダム練習」2つの方法があります。ブロックは「固める」という意味ですから、同じストロークで同じ距離を打つ能力を養うための練習です。同じストロークで何回打っても同じ所にボールを止める練習です。これをカップのないところでやります。3メートルでも5メートルでも、そこに止めようと思って同じストロークで同じところにボールを集める練習です。10回打ったら10回とも50センチ以内に集まれば合格です。同じストロークでスイートスポットでボールをとらえる感覚を耳と手で感じ取るようにします。ブロックド練習は家の中でも出来ます。そうして、ストロークを固めたら、次は5メートル・15メートル・10メートルというように一球ごとに距離を変えて打ちます。これが「ランダム練習」で、ロングパットの距離感をつかむための練習です。これもカップのないところで行います。徐々に距離を伸ばしていくのではなく、最初に5メートルを打ったら次は15メートル、それから10メートルというように一球ごとに変化をつけて練習します。カップに向かって同じところからいくら練習してもロングパットの距離感はよくなりません。ロングパットは左右どちらかに切れる(曲がる)のが普通ですが、その場合はカップをどちらかにずらして真っ直ぐ打っていきます。曲がるラインはないと思って直線的に打っていくのです。左から右に切れると思ったら左側にカップを想定して真っ直ぐなラインをイメージし、そこへ真っ直ぐ構えて真っ直ぐ打っていくわけです。ラインを曲げて考えてはいけません。
 

 

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