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全米プロゴルフ選手権 勝利の美酒

8_1_kojima.png皆さん、こんにちは。

ゴルフの窓口ゴルフスクール・ゴルフレッスン 新宿伊勢丹ゴルフグッズ工房担当の小島です。

私にとっての「昭和の横綱」といえば“ウルフ”こと千代の富士です。
力士の中では小柄でしたが、それを補う大きな筋肉が千代の富士の強さの象徴でした。
元々、先天的に脱臼しやすい肩関節を強化するために、1日500回の腕立て伏せを行い筋肉で肩の関節を安定させ、脱臼しにくい身体を手に入れたそうです。
正面からの筋肉が目立つ千代の富士ですが、背後の筋肉も凄かったです。
背中・お尻・太腿・ふくらはぎ、何れの筋肉も発達していて、腕力だけに頼らない取組が可能でした。
その千代の富士が、まさかこんなに早く亡くなってしまうなんて想像していませんでした。
ご冥福をお祈りいたします。

さて、全米プロゴルフ選手権、バルタスロールの死闘を制したのはジミー・ウォーカー選手
2001年のプロ転向直後から将来を嘱望されていましたが、プロ16年目で果たしたメジャー初制覇の夜、これ以上ない至高の美酒が届けられたそうです。
ウォーカー選手の転機となったのは、かつてタイガー・ウッズ選手のコーチも務めたブッチ・ハーモン氏に師事するようになってからで、ウォーカー選手の実力を見抜いていたというハーモン氏に2013年から指導を受け、初優勝を遂げました。
ツアー出場188試合目で果たした悲願の優勝でした。
ウォーカー選手の才能を開花させたハーモン氏は当初、レッスン料を拒んでいたと言います。
そこで、ウォーカー選手は1200ドル(日本円で約12万円)する超高級フランスワイン「シャトーマルゴー」をレッスン料代わりにハーモン氏の自宅へと送りました。
ワインを受け取ったハーモン氏は「いつかメジャーで勝つ事が出来たら、開けよう」と決めたそうです。
表彰式、全米プロを制したウォーカー選手ももとにハーモン氏が歩み寄りました。
そして、その手には自宅のワインセラーに保管していたウォーカー選手から贈られた未開封のシャトーマルゴーがあったそうです。
世界一の勝利の美酒。その味は2人にしか分かりませんね。

一方、全英リコー女子オープンでメジャー初優勝を遂げたアリヤ・ジュタヌガーン選手がタイ人メジャー初制覇。
彼女の持ち味は飛距離ではないでしょうか。
何故なら彼女は今大会、ドライバーを使わずに優勝しました。
使わずに…というか、そもそもドライバーを抜いてきたそうです。この選択は、飛距離が出る選手でなくては出来ません。
彼女は体格が大きく、見るからに飛距離が出やすそうに見え「恵まれた身体」と思うでしょうが、彼女の太ももを見ましたか!?
アドレスした時の彼女の太腿四頭筋が明らかに“モリっと”大きく盛り上がっていました。
この太ももは、鍛えないと出来ません。
上半身はウェアで分かりませんでしたが、ハードな筋肉トレーニングをしていたことでしょう。
飛距離を得るのは身体能力だけではないでしょうが、これだけの努力をしているのですから、飛距離が出るのも当然ですね。

 

8_1_kojima_2.jpeg「今週の写真」

先日、伊勢丹新宿前の路上で「エイサーまつり」というイベントが行われていました。
炎天下の中、子供達が元気に沖縄民謡に合わせて踊っていました。
路上脇には演者用の給水所があり、踊り終わった子供達に大人がすぐに飲み物を渡し、熱中症対策をしていました。
皆さん、ゴルフの時もしっかり水分補給してくださいね!

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